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臨済宗國泰寺派大本山 摩頂山 國泰寺
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禅
禅は、仏教用語として「心が動揺することのなくなった状態」を意味するサンスクリット語(ディヤーナ)の音写である禅那(ぜんな)、禅定(ぜんじょう)の略語です。中国において、大乗仏教の一宗派として、禅那(ぜんな)に至る真の教えを説くとする禅宗(ぜんしゅう)が確立すると、禅は「禅宗」の略称ともなりました。また、座禅とは、禅宗における「坐しての瞑想」であり、禅宗における修行の中心とされています。禅は、この坐禅(座禅)の略語としても用いられることもあります。
たとい直接自分が坐禅(静坐)はしなくとも、
- 自分の清浄な心を形に現したものが、仏像であり、
- 自分の清浄な心を文字に書いたものが、お経であり、
- 自分の清浄な心を反影したものが、一切の人々でありますから、
- 仏像を礼拝することによって、本来清浄な自分の心に立ち返り、
- お教を読むことによって、本来清浄な自分の心に立ち返り、
「一切の人々に供養(親切に)することによって、本来清浄な自分の心に立ち返り、そうして本来清浄な自分の心に立ち返ることが、自他ともに、永遠なる希望と、光明と心の安らぎをもたらすものである。」と信じて実行することを「禅宗の信仰」と申します。
坐禅
臨済宗で最も重視されている坐禅は、姿勢を正し、呼吸を整え、心を整える実習です。坐禅をすることは、特別な体験をすることが目的ではなく、「ごく当たり前」のことを自覚することです。正しい坐禅により、日常生活が正しく送れるようになり、そのうえで心の本位に立ち返り、本来清浄な自己の心を自分の中に発見することができるようになります。
正しい坐禅により、日常生活が正しく送れるようになり、そのうえで心の本位に立ち返り、本来清浄な自己の心を自分の中に発見することができるようになります。
坐禅はそのための手段であり、姿勢を正し、精神を統一することにより「おのれとは何か」ということを体得するものです。
臨済宗で最も重視されている坐禅は、姿勢を正し、呼吸を整え、心を整える実習です。坐禅をすることは、特別な体験をすることが目的ではなく、「ごく当たり前」のことを自覚することです。
正しい坐禅により、日常生活が正しく送れるようになり、そのうえで心の本位に立ち返り、本来清浄な自己の心を自分の中に発見することができるようになります。坐禅はそのための手段であり、姿勢を正し、精神を統一することにより「おのれとは何か」ということを体得するものです。
写経
写経の目標は「清浄心を養うこと」です。現実から離れ、机に向かって一心にお経を写すそのとき、邪念を滅却して 一字一字に全神経を集中することができます。
しずかに、姿勢を正して、心の平安を祈りましょう。そして、気持を集中して、清浄な自分を発見してください。
写経の目標は「清浄心を養うこと」です。現実から離れ、机に向かって一心にお経を写すそのとき、邪念を滅却して 一字一字に全神経を集中することができます。しずかに、姿勢を正して、心の平安を祈りましょう。そして、気持を集中して、清浄な自分を発見してください。
研修
國泰寺では、緑蔭講座「禅の行」を開催しております。
伝統と厳しい戒律を守っている清浄な禅堂で、参禅や写経、講師の話などを通して心身ともに英気を養うことを目的とした講座です。
下記は、令和6年度 第60回 国泰寺 緑蔭講座「禅の行」の日程です。
- 8:00 ~
- 受付
- 9:00 ~ 9:40
- 開講式 読経・開会挨拶・日程説明
- 9:45 ~ 10:40
- 坐禅
- 10:50 ~ 12:10
- 講座 演題:越中の臨済宗と思想
- 12:20 ~ 13:20
- 斎座(昼食・弁当)
- 13:30 ~ 14:50
- 写経
- 15:20 ~ 16:20
- 坐禅
- 16:30 ~
- 閉校式
この他、企業様、各種団体様向けの研修も承ります。日程、内容等はご要望にお応えいたします。詳しくはお問い合わせください。